ロングテール

Copy of GA4の基本的な使い方を初心者向けに解説!まず見るべきレポートと活用方法を紹介

2026/7/29

この記事を書いた人

高橋 来実

GA4の使い方が分からない…そんな方へ

「GA4を導入したものの、どこを見ればいいのか分からない…」
「UA(ユニバーサル アナリティクス)と画面が変わってしまい、使い方に戸惑っている」
そんな悩みを感じたことはありませんか?

GA4(Google Analytics 4)は、サイトへのアクセス状況やユーザーの行動を分析できるGoogle公式のアクセス解析ツールです。しかし、UAから大きく仕様や画面構成が変わったことで、「何を確認すればいいのか分からない」と感じる方も少なくありません。

特にSEO担当者やWebマーケティング担当者にとっては、サイトの改善につながるデータを正しく読み取ることが重要です。ただ、GA4には多くのレポートや指標が用意されているため、最初からすべてを理解しようとすると、かえって難しく感じてしまいます。

そこで本記事では、GA4をこれから使い始める方に向けて、基本的な画面の見方や覚えておきたい用語、まず確認したいレポートなどを分かりやすくご紹介します。

私自身もデータベース型サイトのSEOに携わる中で、日々GA4を使いながらサイトの分析や改善を行っています。その経験を踏まえ、「まずはここだけ押さえておけば大丈夫」というポイントに絞って解説していきます。


1. GA4とは?

GA4(Google Analytics 4)は、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。

Webサイトに訪れたユーザー数や閲覧されたページ、流入経路、コンバージョンなどを分析でき、サイトの改善やマーケティング施策の効果測定に欠かせないツールとして、多くの企業で活用されています。

以前は「ユニバーサル アナリティクス(UA)」が利用されていましたが、2023年7月に計測が終了し、現在はGA4がGoogleアナリティクスの標準となっています。

UAと比べてGA4では、ユーザーの行動を「イベント」という単位で計測する仕組みに変わりました。例えば、ページを閲覧した、ボタンをクリックした、スクロールしたといった行動をイベントとして記録することで、より細かくユーザーの行動を分析できるようになっています。

最初は画面構成や用語の違いに戸惑うかもしれませんが、基本的な見方を理解すれば、日々のアクセス分析やSEOの効果測定に役立つデータを簡単に確認できるようになります。

GA4でできること

GA4では、サイトに訪れたユーザーの行動をさまざまな角度から分析できます。

例えば、以下のような情報を確認できます。

  • サイトにどれくらいのユーザーが訪れているか

  • ユーザーがGoogle検索やSNSなど、どこから訪れたのか

  • よく見られているページはどれか

  • お問い合わせや購入などのコンバージョン数

  • ユーザーがサイト内でどのように行動しているか

これらのデータを分析することで、「どのページが集客に貢献しているのか」「改善すべきページはどこか」といった課題を見つけやすくなります。

例えばSEOでは、検索流入が増えているページや、アクセスは多いものの成果につながっていないページを把握し、リライトや導線改善につなげるといった活用方法があります。

また、広告運用では広告ごとの成果を比較したり、SNS運用ではどの媒体から多くのユーザーが訪れているかを確認したりと、さまざまなマーケティング施策の効果測定にも役立ちます。

このようにGA4は、「アクセス数を確認するツール」ではなく、サイト改善のヒントを見つけるための分析ツールとして活用できるのが大きな特徴です。

次の章では、GA4を使ううえで押さえておきたい基本用語について解説します。


2. GA4を使う前に知っておきたい基本用語

GA4には、「ユーザー」「セッション」「イベント」など、アクセス解析を行ううえで欠かせない用語が数多く登場します。

初めてGA4を使う方にとっては聞き慣れない言葉も多いですが、すべてを一度に覚える必要はありません。

まずは、日々のアクセス分析でよく使う基本的な用語を押さえておくだけでも、レポートの見え方が大きく変わります。

ここでは、初心者の方が最初に覚えておきたい5つの用語をご紹介します。


ユーザー

ユーザーとは、サイトを訪れた人の数を表す指標です。

例えば、1人のユーザーが1日に何度サイトを訪れても、「ユーザー数」は基本的に1としてカウントされます。

「何人の人がサイトを利用したのか」を把握したいときに確認する指標です。


セッション

セッションとは、ユーザーがサイトを訪れてから離脱するまでの一連の行動を指します。

例えば、

  • 午前中にサイトを訪問

  • 一度離脱

  • 夜にもう一度サイトを訪問

この場合、

  • ユーザー数:1

  • セッション数:2

となります。

そのため、セッション数を見ることで、「サイトがどれくらい利用されているか」を把握できます。

SEO担当者の場合は、検索流入の増減を確認するために、まずセッション数をチェックすることが多いです。

※イメージ

👤ユーザーA
(午前)サイト訪問 → セッション①

👤ユーザーA
(夜)サイト訪問 → セッション②

ユーザー数:1
セッション数:2


イベント

GA4では、ユーザーがサイト内で行った操作をイベントとして記録します。

例えば、次のような行動がイベントとして計測されます。

  • ページを閲覧した

  • ボタンをクリックした

  • スクロールした

  • ファイルをダウンロードした

  • 動画を再生した

UAでは「ページビュー」が中心でしたが、GA4ではさまざまなユーザー行動をイベント単位で分析できるようになりました。

そのため、「どのページが見られたか」だけでなく、「そのページでユーザーがどのような行動を取ったのか」まで確認できます。


コンバージョン(キーイベント)

コンバージョンとは、サイトで達成してほしい成果のことです。

GA4では現在、「コンバージョン」はキーイベントという名称に変更されています。

例えば、

  • お問い合わせ

  • 資料請求

  • 会員登録

  • 商品購入

などがキーイベントとして設定されます。

SEOでは、アクセス数だけでなく、「検索から訪れたユーザーがどれだけ成果につながったか」を確認することが重要です。

そのため、セッション数やユーザー数とあわせて、キーイベント数も定期的に確認するようにしましょう。


エンゲージメント

エンゲージメントとは、ユーザーがサイトをどれだけ積極的に利用したかを表す指標です。

GA4では、例えば次のような条件を満たすと「エンゲージメントのあったセッション」として計測されます。

  • 10秒以上サイトに滞在した

  • コンバージョン(キーイベント)が発生した

  • 2ページ以上閲覧した

そのため、「アクセスはあるけれど、すぐ離脱してしまっているのか」「しっかりサイトを見てもらえているのか」といったユーザーの質を把握する際に役立ちます。

SEO施策では、検索順位やアクセス数だけでなく、エンゲージメントも確認することで、コンテンツの改善ポイントを見つけやすくなります。


まずはこの5つを覚えればOK!

ここまでご紹介した5つの用語は、GA4を使ううえで特によく登場する基本用語です。

用語

意味

ユーザー

サイトを訪れた人数

セッション

サイトへの訪問回数

イベント

ユーザーが行った操作

キーイベント

お問い合わせや購入などの成果

エンゲージメント

サイトへの関心度や利用状況

最初はすべてを覚えようとしなくても大丈夫です。実際にGA4を触りながらレポートを見ることで、少しずつ理解が深まっていきます。


3. GA4でまず見るべきレポート

GA4にはさまざまなレポートがありますが、初めて使う方が最初からすべてを覚える必要はありません。

まずは、「サイトにどれくらいユーザーが訪れているのか」「どこから流入しているのか」「どのページが見られているのか」の3つを確認できるようになることが大切です。

ここでは、GA4を使い始めたらまず確認したいレポートをご紹介します。


レポート画面の見方

GA4にログインすると、左側にメニューが表示されます。

ここから、さまざまなレポートや分析画面へ移動できます。

ホーム

ホーム画面では、アクセス数やリアルタイムの利用状況など、サイト全体の概要を確認できます。

まずサイトの状況をざっくり把握したいときに便利です。


レポート

日々のアクセス分析で最も利用するメニューです。

集客状況やページごとのアクセス数など、SEOやサイト改善に役立つデータを確認できます。


探索

探索では、自分で自由にレポートを作成できます。

例えば、

  • ランディングページ別の流入分析

  • デバイス別の比較

  • ユーザー属性の分析

など、標準レポートでは確認できないデータも分析できます。

最初は使わなくても問題ありませんが、GA4に慣れてきたらぜひ活用したい機能です。


リアルタイムレポート

リアルタイムレポートでは、現在サイトを利用しているユーザーの状況を確認できます。

例えば、

  • 今何人がサイトを見ているか

  • どのページを閲覧しているか

  • どの地域からアクセスしているか

などをリアルタイムで確認できます。

特に、

  • 新しいページを公開した直後

  • イベント設定が正しく計測されているか確認したいとき

  • 自分でサイトを操作して動作確認をしたいとき

によく利用されるレポートです。

日常的なSEO分析で使う機会はそれほど多くありませんが、設定確認には欠かせないレポートです。


集客レポート

SEO担当者が最もよく見るレポートの一つが集客レポートです。

このレポートでは、

  • Google検索

  • SNS

  • 広告

  • メール

  • 他サイトからのリンク

など、「ユーザーがどこから訪れたのか」を確認できます。

特に確認したいのが、デフォルト チャネル グループです。

例えば、以下のようなチャネルが表示されます。

チャネル

内容

Organic Search

Googleなどの自然検索

Direct

URL直接入力・ブックマーク

Referral

他サイトからのリンク

Organic Social

SNSからの流入

Paid Search

リスティング広告

SEO施策の成果を確認したい場合は、Organic Searchのセッション数やユーザー数の推移をチェックすることが多くあります。


ページとスクリーンレポート

「どのページがよく見られているのか」を確認したい場合は、「ページとスクリーン」レポートを利用します。

このレポートでは、

  • 閲覧数

  • ユーザー数

  • 平均エンゲージメント時間

  • キーイベント数

などをページごとに確認できます。

人気ページを把握したり、滞在時間が短いページを見つけたりすることで、コンテンツ改善のヒントを得られます。


ランディングページレポート

SEO担当者にとって、特に重要なのがランディングページレポートです。

ランディングページとは、ユーザーが最初に訪れたページのことです。

検索結果から訪問した場合は、その検索結果をクリックして最初に表示されたページがランディングページになります。

このレポートを見ることで、

  • 検索流入が多いページ

  • セッション数が増えているページ

  • キーイベントにつながっているページ

などを把握できます。

SEOでは、リライトやタイトル変更などの施策を行った後に、「対象ページの検索流入が増えているか」「成果につながっているか」を確認する際によく活用します。

私自身も、日々のSEO分析ではこのランディングページレポートを確認する機会が最も多く、施策の効果測定を行う際には欠かせないレポートの一つです。


まずはこの4つのレポートを見られるようになればOK!

GA4には多くのレポートがありますが、初心者の方はまず次の4つを押さえておけば十分です。

レポート

確認できること

リアルタイム

現在のアクセス状況

集客

ユーザーの流入経路

ページとスクリーン

人気ページ・閲覧状況

ランディングページ

SEO施策の成果・検索流入の分析

これらのレポートを確認できるようになるだけでも、サイトの現状や改善ポイントを把握しやすくなります。

次の章では、SEO担当者が実際の業務で特によく確認している指標についてご紹介します。


4. SEO担当者がGA4でよく見る指標

GA4にはさまざまな指標がありますが、すべてを毎日確認する必要はありません。

SEO担当者の場合、サイトの状況や施策の効果を把握するために、特によく確認する指標はいくつかに絞られます。

ここでは、日々のSEO業務で押さえておきたい代表的な5つの指標をご紹介します。


セッション数

セッション数とは、サイトへの訪問回数を表す指標です。

SEOでは、「検索流入が増えているか」「施策によってアクセス数が変化したか」を確認するために、まずセッション数をチェックします。

例えば、新しく記事を公開したり、既存ページをリライトしたりした後は、施策前後でセッション数を比較することで、改善効果を把握できます。

ただし、セッション数が増えたからといって必ずしも成果につながっているとは限りません。

そのため、キーイベント数やエンゲージメント率など、他の指標とあわせて確認することが大切です。


ユーザー数

ユーザー数は、実際にサイトを訪れた人数を表す指標です。

セッション数と似ていますが、同じユーザーが複数回訪問しても、ユーザー数は基本的に1としてカウントされます。

そのため、

  • 新しいユーザーが増えているのか

  • 同じユーザーが繰り返し訪問しているのか

を把握する際に役立ちます。

SEOでは、検索順位の上昇によって新規ユーザーが増えているかを確認するために、ユーザー数もあわせて確認することが多いです。


エンゲージメント率

エンゲージメント率は、ユーザーがサイトにどれだけ関心を持って利用しているかを示す指標です。

アクセス数が多くても、すぐに離脱されてしまっていては、ユーザーのニーズを満たせているとは言えません。

例えば、

  • ページの内容が検索意図と合っていない

  • 読みにくい構成になっている

  • 次のページへの導線が分かりづらい

といった課題が考えられます。

エンゲージメント率を確認することで、アクセス数だけでは見えてこないコンテンツの改善点を見つけることができます。


平均エンゲージメント時間

平均エンゲージメント時間は、ユーザーが実際にサイトを閲覧していた時間を表す指標です。

記事コンテンツであれば、平均エンゲージメント時間が長いほど、最後まで読まれている可能性が高いと考えられます。

一方で、極端に短い場合は、

  • タイトルと内容にギャップがある

  • 読みたい情報が見つからない

  • ファーストビューで離脱している

といった原因が考えられます。

SEOでは、アクセス数だけでなく、ユーザーがコンテンツをしっかり読んでいるかを確認するための参考指標として活用できます。


キーイベント数(コンバージョン数)

SEO施策の最終的な成果を確認するうえで欠かせないのが、キーイベント数です。

キーイベントには、例えば次のようなものがあります。

  • お問い合わせ

  • 資料請求

  • 会員登録

  • 商品購入

アクセス数が増えていても、お問い合わせや購入につながっていなければ、十分な成果が出ているとは言えません。

そのため、SEOでは「集客」と「成果」の両方を確認することが重要です。

例えば、

  • セッション数は増えたがキーイベント数は変わらない

  • セッション数は横ばいだがキーイベント数が増えた

など、複数の指標を組み合わせて分析することで、より正確に施策の効果を判断できます。


指標は組み合わせて見ることが大切

GA4では、多くの指標を確認できますが、1つの指標だけを見て判断するのはおすすめできません。

例えば、セッション数が増えていても、エンゲージメント率やキーイベント数が下がっていれば、ユーザーのニーズに合っていない可能性があります。

反対に、セッション数は大きく変わらなくても、キーイベント数が増えていれば、サイト改善の成果が出ていると考えられます。

SEOでは、「アクセス数」「ユーザーの行動」「成果」の3つをセットで確認することが重要です。


SEO担当者がまず見る指標

日々の業務で「まずどの指標を見ればいいの?」と迷ったら、以下の5つを確認するところから始めてみましょう。

指標

確認するポイント

セッション数

アクセス数は増えているか

ユーザー数

新規ユーザーは増えているか

エンゲージメント率

コンテンツは読まれているか

平均エンゲージメント時間

滞在時間は十分か

キーイベント数

お問い合わせや購入につながっているか

これらの指標を定期的に確認することで、サイトの現状を把握しやすくなり、SEO施策の改善にもつなげやすくなります。

次の章では、これらの指標を活用しながら、初心者でも実践できるGA4の活用方法をご紹介します。


5. 初心者におすすめのGA4活用方法

ここまで、GA4の基本的な用語やレポートの見方についてご紹介してきました。

「レポートは見られるようになったけれど、このデータをどう活用すればいいの?」と感じている方もいるのではないでしょうか。

GA4は、ただアクセス数を確認するだけではなく、サイトの改善点を見つけるためのツールです。

ここでは、初心者でもすぐに実践できる4つの活用方法をご紹介します。


活用方法① 検索流入が増えているページを探す

SEO担当者が最もよく行う分析の一つが、検索流入の確認です。

GA4の「ランディングページ」レポートでは、検索結果から最初に訪問されたページごとのセッション数を確認できます。

例えば、あるページのセッション数が先月より増えていれば、

  • 検索順位が上がった

  • 検索ニーズが高まった

  • タイトルやコンテンツ改善の効果が出た

といった可能性が考えられます。

検索流入が伸びているページは、さらにコンテンツを充実させることで、より多くのユーザーを集められる可能性があります。


活用方法② アクセスは多いのに成果につながっていないページを見つける

アクセス数が多いページでも、お問い合わせや購入につながっていなければ改善の余地があります。

例えば、

  • セッション数は多い

  • キーイベント数は少ない

というページは、

  • CTA(お問い合わせボタン)が目立たない

  • 導線が分かりづらい

  • ユーザーが次の行動を起こしにくい

といった課題があるかもしれません。

このようなページは、CTAの配置やボタンの文言を見直すことで、コンバージョン率の改善につながる可能性があります。


活用方法③ 流入経路ごとの成果を比較する

GA4では、検索・SNS・広告など、ユーザーがどこから訪れたのかを確認できます。

例えば、

  • Organic Search(自然検索)

  • Organic Social(SNS)

  • Referral(他サイト)

  • Paid Search(広告)

それぞれのチャネルで、

  • セッション数

  • エンゲージメント率

  • キーイベント数

を比較することで、「どの流入経路が成果につながっているのか」を分析できます。

SEOだけでなく、SNSや広告も運用している場合は、チャネルごとの成果を比較することで、今後どこに注力すべきかを判断する材料になります。


活用方法④ リライトやサイト改善の効果を確認する

GA4は、SEO施策の効果測定にも役立ちます。

例えば、

  • 記事をリライトした

  • タイトルを変更した

  • CTAを改善した

といった施策を行った後は、施策前後でデータを比較してみましょう。

比較する際は、次のような指標を確認するのがおすすめです。

  • セッション数

  • ユーザー数

  • エンゲージメント率

  • キーイベント数

これらの指標が改善していれば、施策が良い結果につながっている可能性があります。

一方で、思うような結果が出ていない場合は、タイトルやコンテンツ、導線などを見直すことで改善につながるケースもあります。


GA4は「数字を見る」だけでなく、「改善につなげる」ことが大切

GA4には多くのデータが表示されますが、大切なのは数字を眺めることではありません。

「なぜアクセスが増えたのか」「なぜお問い合わせにつながらなかったのか」といった理由を考え、次の改善につなげることが重要です。

例えば、

  • 検索流入が増えているページは、さらに情報を充実させる

  • 離脱が多いページは、構成や導線を見直す

  • コンバージョン率が低いページは、CTAを改善する

このように、GA4で得られたデータをもとに改善を繰り返すことで、サイト全体の成果向上につながります。


最初は「1つのレポート」を継続して見ることから始めよう

GA4には多くのレポートがありますが、最初からすべてを使いこなす必要はありません。

まずは、自分の業務に合ったレポートを1つ選び、定期的に確認する習慣をつけることがおすすめです。

例えば、SEO担当者であれば「ランディングページレポート」、広告担当者であれば「トラフィック獲得レポート」といったように、目的に応じて確認するレポートを決めると、分析のポイントもつかみやすくなります。

慣れてきたら、複数のレポートや指標を組み合わせて分析することで、より深いサイト改善につなげられるようにしていきましょう。


6. GA4を使うときによくある疑問

ここまで、GA4の基本的な使い方や活用方法についてご紹介してきました。

最後に、GA4を使い始めたときによくある質問をご紹介します。


Q. セッション数とユーザー数、どちらを見ればいいですか?

どちらも重要な指標ですが、目的によって見るべき指標は異なります。

  • セッション数:サイトへの訪問回数

  • ユーザー数:サイトを訪れた人数

例えば、SEO施策によってアクセスが増えているかを確認したい場合は、まずセッション数を見るのがおすすめです。

一方、新規ユーザーの獲得状況を把握したい場合は、ユーザー数もあわせて確認するとよいでしょう。

どちらか一方だけではなく、両方を組み合わせて分析することで、サイトの状況をより正確に把握できます。


Q. ページビュー(PV)は見なくてもいいですか?

ページビューも参考になる指標ですが、それだけでサイトの成果を判断することはおすすめできません。

例えば、PVが多くても、

  • すぐに離脱されている

  • お問い合わせにつながっていない

という場合もあります。

そのため、PVだけを見るのではなく、

  • セッション数

  • エンゲージメント率

  • キーイベント数

などもあわせて確認することが大切です。


Q. Search Consoleとの違いは何ですか?

GA4とGoogle Search Consoleは、どちらもGoogleが提供する無料ツールですが、それぞれ役割が異なります。

ツール

確認できる内容

GA4

サイトに訪れたユーザーの行動

Search Console

Google検索での表示状況や検索パフォーマンス

例えば、

Search Consoleでは、

  • 検索順位

  • 表示回数(インプレッション)

  • クリック数

  • CTR

などを確認できます。

一方、GA4では、

  • サイト訪問後の行動

  • エンゲージメント

  • キーイベント

  • コンバージョン

などを分析できます。

SEOでは、この2つのツールを組み合わせて活用することが重要です。

例えば、

  • Search Consoleで検索順位やクリック数を確認する

  • GA4で、そのページが成果につながっているかを確認する

というように、それぞれの役割を理解して使い分けましょう。


Q. 探索レポートは使った方がいいですか?

探索レポートは、自由にレポートを作成できる便利な機能です。

ただし、GA4を使い始めたばかりの方は、無理に使いこなそうとしなくても大丈夫です。

まずは、

  • 集客

  • ページとスクリーン

  • ランディングページ

などの標準レポートを使いながら、GA4の操作に慣れることをおすすめします。

その後、「もっと詳しく分析したい」と感じたタイミングで探索レポートに挑戦すると、よりスムーズに活用できるでしょう。


まとめ

GA4は、サイトへのアクセス状況やユーザー行動を分析できる、非常に便利なアクセス解析ツールです。

初めて使う方にとっては、画面構成や用語の違いから難しく感じるかもしれません。しかし、最初からすべての機能を覚える必要はありません。

まずは、本記事でご紹介した以下のポイントを押さえることから始めてみましょう。

  • GA4の基本的な用語を理解する

  • 「集客」「ページとスクリーン」「ランディングページ」のレポートを確認する

  • セッション数やキーイベント数など、重要な指標をチェックする

  • データをもとにサイト改善を繰り返す

GA4は、単にアクセス数を確認するためのツールではなく、「ユーザーがどのような行動を取り、成果につながったのか」を分析し、サイト改善に活かすためのツールです。

特にSEOでは、Search Consoleと組み合わせて活用することで、「検索結果での評価」と「サイト内でのユーザー行動」の両方を把握できるようになります。

まずは日々の業務の中でGA4を開き、レポートを確認する習慣をつけてみてください。継続してデータを見ていくことで、小さな変化にも気づきやすくなり、より効果的なSEO施策やサイト改善につなげられるはずです。


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高橋 来実

バリ島で生まれ、湘南・茅ヶ崎の海風を受けて育つ。 学生時代のインターンからアイデアログの門を叩き、そのまま新卒入社。 現在は「LPクラフト」のコンサルタントとして、マーケティング視点でお客さまの事業成長を支援。2000年生まれらしいフレッシュな感性と、現場で磨いたコンサル力を武器に、読み手の心に届く記事を執筆している。