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【SEOの基本】noindexとは?設定する意味と、正しい使い分けのポイントを解説
2026/4/28
一言でいうと、noindex(ノーインデックス)とは、特定のページを検索結果から除外するための設定です。
Webサイト(特にDBサイト)を運営していると、必ずと言っていいほど耳にするnoindexですが、 「検索結果に出さない設定」ということは知っていても、なぜわざわざそんなことをするのか、具体的にどんなページに設定すべきなのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、SEOの基礎知識である「noindex」の役割と、サイト運営において正しく使いこなすための判断基準を分かりやすく解説します。
noindexとは何か?

noindexとは、Googleなどの検索エンジンに対して「このページを検索結果のリスト(インデックス)に登録しないでください」と伝える命令のことです。
通常、検索エンジンはクローラーというロボットを使ってページを見つけ、検索結果に表示できるように保管します。noindexを設定すると、その保管リストから除外されるため、ユーザーが検索してもそのページは表示されなくなります。
「非公開」との違い
noindexはページそのものを消すわけではありません。
検索結果: 表示されなくなる
直接アクセス: URLを知っている人は閲覧できる
サイト内リンク: サイト内のボタンやリンクから移動して見ることはできる
上記のように、URLを知っていればアクセスでき、閲覧することは可能です。ただ単に、GoogleやYahooなどの検索結果には表示されなくなります。
nofollowとの違い
名前が似ているので混乱しやすいですが、「nofollow」という設定もございます。
noindexは検索エンジンに対して「検索結果に出さないで」という指示なのに対して、Nofollowは検索エンジンに対して「このリンクを辿らないでください」「このリンク先に私のサイトの評価(パワー)を分け与えません」という指示を出していますです。
項目 | noindex(ノーインデックス) | nofollow(ノーフォロー) |
主な役割 | 検索結果に表示させない | リンク先に評価を渡さない |
Googleへの命令 | 「このページをリストに入れないで」 | 「このリンク先を辿らないで(信頼してないよ)」 |
ユーザーへの影響 | 検索から辿り着けなくなる | 見た目上の変化はなし(普通にクリックできる) |
主な使用シーン | 質の低いページ、サンクスページ | 広告リンク、信頼できないサイトへのリンク |
簡単に言うと、
・検索結果に出さない → noindex
・リンク先との関係を断つ → nofollow
ですので、混同しないように注意しましょう。
robots.txtとの違い
robots.txtとは、サイトのルートディレクトリに置くテキストファイルのことであり、検索エンジンのロボット(クローラー)に対して、「このディレクトリやファイルにはアクセスしないでください」と指示する役割を担います。
noindexとは使う対象に関しては似ているのですが、クローラーを制限・制御するという点が大きく異なります。
例えば、GoogleBotのアクセスをRobots.textで設定する場合はrobots.txt という名前のテキストファイルを作成し、以下のルールに従って記述します。。基本的な書き方は 「誰に(User-agent)」「何を禁止するか(Disallow)」 のセットです。
User-agent: Googlebot
Disallow: /private/上記の場合は、Googlebotが、/private/ディレクトリにクロールすることを制御することができます。
なぜ、わざわざ「検索に出さない」設定をするのか?
一見すると、すべてのページを検索に出した方が得なように思えますが、SEO(検索エンジン最適化)においては「質の低いページを隠す」ことが非常に重要です。
Googleはサイト全体の品質を評価しています。内容が薄いページや、ユーザーにとって価値の低いページが検索対象に含まれていると、サイト全体の評価を下げてしまうリスクがあるからです。
noindexを適切に使うことで、「評価してほしい重要なページ」だけにクローラーの注目を集め、サイト全体の信頼性を高めることができます。
noindexを設定すべきページの具体例
一般的に、以下のようなページにはnoindexを設定するのが定石です。
内容が極端に少ないページ: 「お問い合わせ完了画面(サンクスページ)」など。
重複しているページ: サイト内に似たような内容のページが複数ある場合(ABテスト用のページなど)。
エラーページやテストページ: 制作途中の確認用ページなど。
特定のユーザー向けページ: 広告からの流入専用ページや、会員限定コンテンツの案内など。
noindexを設定する方法
noindexタグを設定する方法は以下の通り、2つあります。
HTML内のhead要素に下記のnoindexメタタグを埋め込みます。
noindexタグの誤解ポイントと注意点
noindexは強力な命令です。
設定を間違えると、サイト運営に大きな影響を与えます。
クローリング(巡回)自体は止められない
noindex タグは、あくまで「検索結果への表示」を禁止するものであり、クローラーの巡回そのものを抑制する効果はありません。
クローラーの巡回を拒否し、サーバー負荷やクロールバジェットの消費を抑えたい場合は、robots.txt を使用しましょう。robots.txt で適切に設定することで、特定のページやディレクトリに対するクローラーのアクセスを確実に遮断することが可能です。
robots.txtとの併用しても意味がない
robots.txtと併用することで、「noindex」が無視されてしまうので注意しましょう。検索エンジンの仕組みを「家の防犯」に例えると分かりやすくなります。
robots.txt (門前払い)
クローラーが「門」より先に入るのを禁止する。
noindex (名簿から削除)
クローラーが「家の中」に入って、壁に貼ってある「名簿に載せないで」というメモを読む。
もし robots.txt でアクセス禁止(Disallow) にしてしまうと、クローラーは門より先に入れません。その結果、ページ内に書いてある noindex という指示を読むことができないのです。
まとめ
noindexタグは、適切に活用することでサイト評価を最適化する重要な役割を担います。サイト(特にDBサイト)運営において、意図せず重複してしまったページや、自動生成されるタグページ等の発生は避けられない側面もあります。
「SEO対策をしているのに順位が伸び悩んでいる」「特定の時期から急に検索順位が下落してしまった」といった経験はありませんか? もしかすると、重複ページや低品質と判断されたページが堆積していることによって、サイト全体の評価に悪影響を及ぼしているかもしれません。
本記事を参考に、不要なページへ正しくnoindexを設定してみてください。それが、検索順位を復活させる第一歩になるかもしれません。
データベース型サイトのSEOでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください!
