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【SEOの基本】nofollowとは?設定する意味と使い方のポイントを解説
2026/4/29
一言でいうと、nofollow(ノーフォロー)とは、Googleに対して『このリンク先を私は推薦(評価)しません』と伝えるための設定です。
もう少し具体的に言うと、リンクを貼る際に「リンク先に自分のサイトの評価を分け与えたくない」ときや「広告なのでSEO評価の対象外にしてほしい」ときに使う、Web上の「評価の遮断ボタン」のようなものだと考えると分かりやすいですよ。
「名前は聞いたことがあるけれど、使いどころがわからない」
「クローリングをさせたくないときに使うっていう認識で合ってる?」
といった疑問を抱えている方に向けて、本記事ではnofollowの基本から、2026年現在の最新ルール、そして具体的な書き方までを専門用語を抑えて分かりやすく解説します。
nofollow(ノーフォロー)とは?

通常、外部サイトへリンクを貼ると、自分のサイトの「評価(リンクジュース)」が相手に分け与えられます。しかしnofollowを使うことで、その評価の受け渡しをブロックすることができます。
詳細に言うとnofollowとは、HTMLのリンクタグ(aタグ)に付与する属性の一つで、検索エンジンに対して
「このリンク先を支持(評価)しません」
「リンク先を辿らないでください」
と伝えるためのシグナルです。
nofollow属性を設定する主な目的と効果
なぜ、あえてリンクに制限をかける必要があるのでしょうか。主な理由は2つあります。
自サイトの評価を守る
質の低いサイトや不適切なサイトへリンクを貼ると、自サイトのSEO評価に悪影響が及ぶ可能性があります。nofollowはこれを防ぐ「防波堤」になります。
クローラビリティの最適化
検索エンジンのロボット(クローラー)に対し、重要でないリンクを無視させることで、サイト内の重要なページを優先的に巡回させることができます。
よくある勘違い:「命令」ではなく、「ヒント」
以前は、nofollowを設定するとGoogleは「絶対にそのリンクを辿らない」というルールに従っていました。しかし、2019年9月以降、Googleはこの扱いを「ヒント(手がかり)」へと変更しました。つまり、強制力はありません。
DBサイトのSEO担当者様から
「クロールバジェット最適化のために、不要ページにはクローリングさせたくないのですが、nofollowを設定すればいいんでしょうか…?」
とご相談いただくことが多いのですが、これはNO。nofollowを設定しても強制力はないので、クローリングは回ってきてしまうケースが多いです。絶対にクローリングさせたくない場合は、Disallowによって制御しましょう。
nofollowを設定すべき4つの具体例

以下のようなケースでは、積極的にnofollow(または後述の新しい属性)を活用しましょう。
広告や有料リンク
金銭のやり取りが発生しているリンク(バナー広告、アフィリエイトリンク等)には必須です。設定しないと「リンク売買」とみなされペナルティを受けるリスクがあります。
ユーザー投稿コンテンツ(UGC)
コメント欄や掲示板など、運営者が内容を保証できないリンクには設定するのが安全です。
信頼しきれない外部サイト
参考資料として引用するが、そのサイト自体の信頼性を保証したくない場合に使用します。
インデックス不要なページへのリンク
「ログイン画面」や「利用規約」など、検索結果に出す必要がないページへのリンクに付与します。
nofollowの書き方・設定方法
nofollowの設定方法は、一般的には以下の3つの方法があります。
HTMLで記述する場合
HTMLで記述する場合、以下のようにrel="nofollow"を追加します。

具体的に例を出すと、以下のようになります。

メタタグで設定する場合
ページ全体のリンクに対してnofollowを設定する場合は、HTMLのheadの部分に以下のメタタグを記述すればOK

なのですが、実際には、nofollowだけで設定されるケースは少なく、次のようにnoindexを併用されるケースが多いです。

このようにnoindexと併用することで、クローラーに対して
・リンクも辿らせない
・ページ自体を検索結果に出さない
という両方の指示を与えることが可能です。
WordPressで設定する場合
WordPressの場合は、2つの方法で設定することが可能です。
ブロックエディタで直接設定
ブロックエディタのリンク設定画面にある「検索エンジンがこのリンクを無視するように指示 (rel=nofollow)」のスイッチをオンにするだけで設定完了できたりします。
プラグインで設定
「All in One SEO」などのSEO系プラグインには予めnofollowを付与する機能が搭載しています。リンクを追加する際、チェックを入れるだけで自動的に「rel="nofollow"」を付けてくれるの大変便利です。
新しい属性「ugc」と「sponsored」について
Googleは現在、nofollowをより細分化した2つの新しい属性を推奨しています。
rel="sponsored": 広告や有料リンクに使用します。
rel="ugc": ユーザーが投稿したコメントやフォーラム内のリンクに使用します。
※従来のrel="nofollow"を使い続けても問題ありませんが、より正確にサイト構造を伝えるには使い分けが推奨されます。
適切なnofollowの使い方でサイト評価を守る
nofollowは、検索エンジンに対して自分のサイトの関連性を正しく伝えるための大切な設定です。SEO効果を上げる、というよりは、SEO効果の棄損を防ぐ、ということがメインでしょう。
本文の通り、
広告には必ず設定する
信頼できないリンクには付与する
過度に使いすぎず、自然なリンク構造を意識する
上記3つを守ることで、スパム判定のリスクを避け、健全なSEO対策を行うことができます。まずは、自身のサイトの外部リンクや広告リンクが正しく設定されているか見直してみましょう。
データベース型サイトのSEOでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください!
