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【SEOマーケター必見!】GA4 Magic Reportsで特定のページだけ分析したいときの設定方法と活用メリット
2026/7/24
この記事を書いた人
高橋 来実
SEOの分析をしていると、
特定のキーワードを含むページだけを分析したい
カテゴリごとのセッション推移を確認したい
施策を実施したページだけの効果を見たい
このようなケースは意外と多いのではないでしょうか?
私自身、データベース型サイトのSEO分析を行う中で、「とある特定のディレクトリ/キーワードを含むランディングページのオーガニックセッションだけを確認したい」という場面がありました。
GA4の探索レポートでも分析はできますが、毎回条件を設定し直すのは手間がかかります。
そこで便利だったのが GA4 Magic Reports です。
本記事では、GA4 Magic Reportsを使って特定のページだけを集計する方法を、実際の設定例を交えながら紹介します。
目次

基本的な操作方法
レポート作成画面を立ち上げる
Googleスプレッドシートから
拡張機能→GA4 Magic Reports→Create new report を開きます。

取得したい内容を入力する
1 ) Name your report : レポート名 (例)サイトA
2 ) Google Analytics 4 Property : 対象のGA4アカウントとプロパティを選択
3 ) Date Range:出力したいデータの期間
4 ) Metrics :sessions
5 ) Dimendions :yearMonth
を入力します。

作成したレポートの設定反映
Create Report を押すとConfigurationシートへ反映されます。

レポートのデータ取得を実行
Run reports をクリックして取得します。

Report Statusの確認
COMPLETEDになっていることを確認します。

出力結果の確認
出力シートで月別データを確認します。

特定のページのみを集計する方法
フィルター機能が肝!
冒頭でもお伝えしたように、「オーガニック経由でのセッションを一括で出力したい」「特定のキーワードを含むランディングページの月ごとのセッション推移を見たい」など、ある特定の条件でデータを集計したい場合は、フィルター機能がとても有効です。
(例)オーガニック経由で「特定のディレクトリ」もしくは「特定のキーワード」を含むランディングページのデータ抽出をしたい場合
landingPage__CONTAINS__【特定のディレクトリ / キーワード】で「特定のディレクトリ/キーワード」を含むランディングページのみ抽出します。
ANDでOrganic Searchを追加することで、自然検索流入からの「特定のディレクトリ / キーワード」を含むランディングページだけを取得できます。
設定内容
Metrics | sessions |
Dimensions | yearMonth |
Dimension filters | landingPage__CONTAINS__【特定のディレクトリ / キーワード】__AND__sessionDefaultChannelGroup__CONTAINS__Organic Search |
Order by | dimension|yearMonth__ASC |
(例)「安い」を含むオーガニック経由からのランディングページのセッション数を見たいときに実際に設定した内容

応用例
中古、求人、カテゴリURL、ブランドURLなどにも応用できます。施策ページだけを集計したい場合にも便利です。
(例1)「中古」を含むオーガニック経由でのランディングページのみ出力したい場合
landingPage__CONTAINS__中古__AND__sessionDefaultChannelGroup__CONTAINS__Organic Search
(例2)「求人」を含むランディングページを出力したい場合
landingPage__CONTAINS__求人
GA4 Magic Reportsを使うメリット
特定ページの分析だけじゃない!実務で役立つ便利な機能
今回ご紹介したように、GA4 Magic ReportsではDimension filtersを使って特定のページだけを集計できます。
しかし、Magic Reportsの魅力はそれだけではありません。
SEO担当者やWebマーケターが日々の分析業務で感じる「面倒な作業」を大幅に減らしてくれる機能がいくつもあります。
私自身、日常的に利用している中で特に便利だと感じている機能を2つご紹介します。
①同じ条件で複数サイトのデータを一度に出力できる
SEO会社や複数サイトを運営している企業では、
Aサイト
Bサイト
Cサイト
のように複数のGA4プロパティを管理しているケースも多いかと思います。
探索レポートやGA4の標準レポートで同じデータを取得する場合は、
Aサイトへ切り替える
レポートを作成
CSVをダウンロード
Bサイトへ切り替える
同じ操作を繰り返す
という作業が必要になり、サイト数が増えるほど工数も増えてしまいます。
一方、GA4 Magic Reportsでは同じ設定を複数のGA4プロパティに対して実行できるため、複数サイトのデータをまとめて取得できます。
例えば、
各サイトの月別セッション推移
各サイト別の特定のディレクトリ/キーワードを含むページの月別セッション推移
なども、一度レポートを実行するだけでまとめて出力できます。
私も以前はサイトごとにGA4を切り替えながら集計していましたが、Magic Reportsを使うようになってからは集計時間を大幅に短縮できるようになりました。

②同じサイトでも違う条件のデータを一度に取得できる
もう一つ便利なのが、同じサイトに対して異なる条件のレポートをまとめて作成できることです。
SEO施策の効果分析では、1つのデータだけでは判断できません。
例えば、月次レポートを作成するときには、
今年の月別セッション
昨年の月別セッション
今年のオーガニック流入数
昨年のオーガニック流入数
ランディングページ別セッション
コンバージョン数
イベント数
など、複数のデータを組み合わせて分析することが一般的です。
探索レポートの場合、その都度設定を変更してデータを取得する必要がありますが、Magic Reportsでは条件ごとにレポートを作成しておけば、まとめて実行するだけで必要なデータが一括で取得できます。
一度設定を作ってしまえば、翌月以降もボタンひとつで最新データへ更新できるため、定期レポートの作成時間も大きく削減できます。
私自身も、毎月のSEOレポートでは「今年と昨年の比較」や「チャネル別のセッション数」など複数のレポートをまとめて実行しており、GA4を何度も開き直す必要がなくなりました。

まとめ
GA4 Magic Reportsを活用すれば、GA4のデータをGoogleスプレッドシートへ簡単に出力できるだけでなく、Dimension filtersを使うことで、特定のページや条件に絞ったデータを効率よく集計できます。
今回ご紹介したように、「特定のディレクトリ / キーワード」を含むランディングページだけを対象にした分析はもちろん、カテゴリページや商品ページ、ブランドページなど、さまざまな条件でデータを抽出できるため、SEO施策の効果検証や定点観測にも役立ちます。
特に、データベース型サイトでは数千〜数万ページを運用しているケースも多く、「施策を実施したページだけ」「特定のキーワードを含むページだけ」といった分析が必要になる場面は少なくありません。そうしたときにGA4 Magic Reportsを活用すれば、毎回GA4の探索レポートを作成する手間を減らし、分析にかかる時間を大幅に短縮できます。
ぜひ今回ご紹介した設定を活用し、自社サイトの分析やSEO施策の効果測定に役立ててみてください。
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高橋 来実
バリ島で生まれ、湘南・茅ヶ崎の海風を受けて育つ。 学生時代のインターンからアイデアログの門を叩き、そのまま新卒入社。 現在は「LPクラフト」のコンサルタントとして、マーケティング視点でお客さまの事業成長を支援。2000年生まれらしいフレッシュな感性と、現場で磨いたコンサル力を武器に、読み手の心に届く記事を執筆している。
