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データベース型サイトのSEOは「ページ数」だけではない|ユーザーに必要な情報を届けるページ設計とは
この記事を書いた人
高橋 来実
データベース型サイトでは、データをさまざまな条件で掛け合わせることで、多くのページを作成できます。
そのため、SEOでも「ページ数を増やすこと」が重要だと考えがちですが、ページを増やすだけでSEOの成果につながるとは限りません。
AI検索などによって情報の探し方が変化している現在では、「どんなページを作れるか」だけでなく、「ユーザーは何を知りたいのか」「どのような情報があれば満足できるのか」まで考えてページを設計することが重要です。
この記事では、データベース型サイトのSEOでページ数だけを増やすのではなく、ユーザーにとって価値のあるページを作るための情報設計について解説します。後半では、LPクラフトの「特集テンプレート」を例に、具体的なページの作り方も紹介します。
- データベース型サイトはページを増やしやすい
- 「作れるページ」と「必要なページ」は同じではない
- SEOで重要なのは「作れるページ」ではなく「ユーザーが求めるページ」
- 「検索されそうだから作る」から「ユーザーに必要だから作る」へ
- AI検索時代は「キーワード」から「必要な情報」まで考える
- 検索意図に合わせて「ページの情報設計」を考える
- ① ユーザーの検索目的を考える
- ② 目的を解決するために必要な情報を洗い出す
- ③ 情報をユーザーが探しやすい形に整理する
- すべての検索ニーズが「一覧ページ」だけで解決するとは限らない
- LPクラフトでは「特集テンプレート」で情報の見せ方を設計できる
- 一覧ページに「静的コンテンツ」と「データベース情報」を組み合わせる
- あいまいな検索ニーズに対して、複数の選択肢を提示する
- まとめ|データベース型サイトのSEOでは「ページ数」だけでなく「ユーザーに必要な情報」を考える
- データベース型サイトのSEOでお悩みなら、LPクラフトへ
データベース型サイトはページを増やしやすい
データベース型サイトの特徴の一つが、登録されているデータをさまざまな条件で掛け合わせることで、多くのページを作成できることです。
例えば、求人サイトであれば「勤務地×職種」、不動産サイトであれば「エリア×間取り」、旅行サイトであれば「出発地×旅行先」など、複数の条件を掛け合わせることで、ユーザーの検索条件に合わせたページを展開できます。
例えば、求人サイトで「東京の事務職」というページを作成する場合、
「東京」×「事務」
という条件の掛け合わせからページを生成できます。
さらに、
「東京」×「事務」×「未経験OK」
「東京」×「事務」×「正社員」
「東京」×「事務」×「土日休み」
など、条件を追加していくことで、さまざまな検索ニーズに対応するページを作ることができます。
このように、データベース型サイトでは、保有しているデータと検索条件を組み合わせることで、多様なユーザーの検索ニーズに合わせたページを効率的に展開できるという強みがあります。

「作れるページ」と「必要なページ」は同じではない
一方で、ここで注意したいのが、「作成できるページが多いこと」と「ユーザーにとって必要なページが多いこと」は同じではないという点です。
データ上はさまざまな条件を掛け合わせられたとしても、その組み合わせを実際に検索するユーザーがいるとは限りません。
また、検索される可能性があるキーワードに合わせてページを作成したとしても、ユーザーが知りたい情報が十分に掲載されていなければ、そのページだけで目的を解決できないケースもあります。
つまり、データベース型サイトのSEOでは、
「どれだけページを作れるか」
だけではなく、
「そのページは誰の、どのような目的を解決するためのものなのか」
まで考えることが重要です。
SEOで重要なのは「作れるページ」ではなく「ユーザーが求めるページ」
では、ユーザーにとって必要なページとは、どのようなページなのでしょうか。
ポイントとなるのが、検索キーワードの背後にある「検索意図」です。
ユーザーは、検索キーワードそのものを探しているのではありません。
そのキーワードを使って、
「知りたい」
「比較したい」
「選びたい」
「申し込みたい」
など、何らかの目的を達成しようとしています。
例えば、「東京 事務 求人」と検索するユーザーであれば、
東京で働ける事務職を探したい
未経験でも応募できる求人を探したい
条件の良い求人を比較したい
自分に合う求人を見つけたい
など、さまざまな目的が考えられます。
そのため、ページを作成するときは、キーワードを含めることだけを考えるのではなく、
「この検索をしたユーザーは、何を知りたいのか?」
「検索したあと、どのような情報があれば次の行動に進めるのか?」
まで考えることが大切です。
「検索されそうだから作る」から「ユーザーに必要だから作る」へ
データベース型サイトでは、データの組み合わせによってページを作れるからこそ、「作れるから作る」のではなく、「ユーザーに必要だから作る」という視点が重要です。
ページを設計するときは、
「どんな条件でページを作れるか」
だけではなく、
「そのページでユーザーのどんな目的を解決できるのか」
を考えてみましょう。
このように、ユーザーの検索目的を起点にページを考えることが、データベース型サイトのSEOにおける情報設計の第一歩となります。
AI検索時代は「キーワード」から「必要な情報」まで考える
AI検索の普及によって、ユーザーが情報を探す方法は変化しています。
これまでのように検索結果からWebページを探すだけでなく、AIに質問して必要な情報を得るなど、情報収集の方法も広がっています。
こうした変化を踏まえると、SEOでは「検索されるキーワードに合わせてページを作る」だけではなく、
「そのページには、ユーザーの疑問を解決するために必要な情報が揃っているか」
という視点も重要になります。
例えば、「東京で子育てしやすいマンションを探したい」というユーザーがいたとします。
「東京」「マンション」「子育て」といったキーワードをページ内に含めるだけでは、ユーザーが実際に知りたい情報に十分応えられるとは限りません。
ユーザーが物件を探すためには、
子育てしやすいエリア
周辺の生活環境
子どもが通う学校へのアクセス
公園や施設などの周辺環境
物件を選ぶ際のポイント
条件に合う具体的な物件
など、複数の情報が必要になる可能性があります。
つまり、これからのSEOでは「どのキーワードを入れるか」だけではなく、「ユーザーの目的を達成するために、どのような情報が必要なのか」まで考えてページを設計することが重要です。
AI検索への対応を考える場合も、AI向けに特別なページを作るというより、まずはユーザーにとって分かりやすく、目的を解決するために必要な情報を提供できているかを考えることが基本となります。
検索意図に合わせて「ページの情報設計」を考える
では、ユーザーの検索意図を把握したあと、実際にどのようにページへ落とし込めばよいのでしょうか。
ポイントは、
「検索意図」→「必要な情報」→「ページ構成」
という順番で考えることです。
① ユーザーの検索目的を考える
まず、そのキーワードで検索するユーザーが何を求めているのかを考えます。
例えば、
「東京 子育て マンション」
というキーワードであれば、
「東京で子育てしやすいマンションを探したい」
という目的が考えられます。
② 目的を解決するために必要な情報を洗い出す
次に、その目的を達成するために必要な情報を考えます。
例えば、
子育てしやすいエリア
周辺環境
物件選びのポイント
子育てに適した条件
条件に合う物件
などが考えられます。
③ 情報をユーザーが探しやすい形に整理する
最後に、洗い出した情報をページ内でどのように見せるかを考えます。
すべてを一覧で表示するのではなく、
「エリア別に探す」
「条件から探す」
「おすすめの物件を見る」
など、ユーザーが自分に合った選択肢を見つけられるように整理する方法もあります。
このように、
「どんなページを作れるか」
ではなく、
「ユーザーが目的を達成するために、どのような情報をどのような順番で見ればよいか」
という視点でページを設計することが重要です。
すべての検索ニーズが「一覧ページ」だけで解決するとは限らない
データベース型サイトでは、条件に合う情報を一覧で表示することが基本となります。
これは「条件に合う商品を探したい」「求人を比較したい」など、明確な条件で検索するユーザーにとっては非常に分かりやすい方法です。
一方で、
「そもそも、どんな選択肢があるのか知りたい」
「自分の場合、何を基準に選べばいいのか分からない」
といった、まだ具体的な条件が決まっていないユーザーもいます。
このような場合、データを一覧で並べるだけでは、ユーザーが次に何を選べばよいのか分かりにくいことがあります。
そのため、検索ニーズに応じて情報を整理し、ユーザーが選択肢を見つけやすい形で提示することも、データベース型サイトの情報設計では重要になります。
そこで活用できるのが、特集ページのような「情報を整理して見せるページ」です。
LPクラフトでは「特集テンプレート」で情報の見せ方を設計できる
LPクラフトでは、こうした情報の見せ方の一つとして、「特集テンプレート」を利用できます。
特集テンプレートを使うことで、通常の一覧ページだけでは表現しにくいテーマについて、ユーザーに向けた説明や選択肢を提示しながら、データベースの情報も組み合わせたページを作成できます。
一覧ページに「静的コンテンツ」と「データベース情報」を組み合わせる
通常のデータベース型サイトでは、検索条件に合ったデータを一覧で表示することが中心になります。
一方、LPクラフトの特集テンプレートでは、ページのテーマに合わせた説明や見出しなどの静的コンテンツと、データベースから取得した情報を組み合わせてページを構成できます。
例えば、特定のテーマについて、
テーマに関する説明
ユーザーが選択する際のポイント
関連するカテゴリーや条件
条件に該当するデータの一覧
といった情報を、ページ内で整理して見せることができます。
これにより、データベースの情報を一覧で表示するだけではなく、その情報を探しているユーザーに向けて、テーマに沿った情報を補足しながらページを構成できます。

あいまいな検索ニーズに対して、複数の選択肢を提示する
特集テンプレートの活用方法の一つが、ユーザーの検索ニーズがまだ具体的に決まっていない場合に、複数の選択肢を提示することです。
例えば、
「文京区で一人暮らしにおすすめの駅を探したい」
というユーザーがいたとします。
この段階では、文京区で一人暮らしをしたいという希望はあっても、「どの駅が自分に合っているのか」までは決まっていない可能性があります。
そこで、文京区内の主要駅について、
江戸川橋駅×一人暮らし
本駒込駅×一人暮らし
千石駅×一人暮らし
といった複数の切り口を提示することで、ユーザーがそれぞれの選択肢を比較しながら、自分に合ったエリアを探しやすくなります。
つまり、1つの条件に絞り込んだ一覧ページを用意するだけではなく、ユーザーがまだ具体的な条件を決めていない段階で、複数の選択肢を提示するという情報設計も考えられます。

このように、データベース型サイトのSEOでは、「どれだけページを作れるか」だけでなく、「ユーザーが必要とする情報をどのように整理して見せるか」も重要です。
特集テンプレートは、そのための一つの方法として、データベースの情報を活用しながら、ユーザーの検索ニーズに合わせたページを設計する際に活用できます。
まとめ|データベース型サイトのSEOでは「ページ数」だけでなく「ユーザーに必要な情報」を考える
データベース型サイトでは、データの掛け合わせによって多くのページを効率的に作成できます。
しかし、SEOで重要なのは、単にページ数を増やすことではありません。
そのページを必要としているユーザーが、
「何を知りたいのか」
「何を比較したいのか」
「どのような選択肢を探しているのか」
を考え、その目的に合わせて必要な情報を提供することが大切です。
特にAI検索によって情報の探し方が変化している今、検索キーワードに合わせてページを作るだけではなく、ユーザーの目的を起点として「どのような情報が必要なのか」まで考えてページを設計することが重要になっています。
データベース型サイトでページを設計するときは、
「検索意図」→「必要な情報」→「ページ構成」
という順番で考えてみましょう。
LPクラフトでは、データベース型サイトの強みであるページ生成を活かしながら、特集テンプレートによって、通常の一覧ページだけでは表現しにくい情報の見せ方にも対応できます。
これからのデータベース型サイトのSEOでは、
「何ページ作れるか」ではなく、
「そのページでユーザーにどんな価値を提供できるか」
という視点でページを設計することが、より重要になっていくでしょう。
データベース型サイトのSEOでお悩みなら、LPクラフトへ
データベース型サイトでは、単にページ数を増やすのではなく、ユーザーの検索ニーズに合わせてページや情報を設計することが重要です。
LPクラフトでは、データベース型サイトのページ生成に加え、特集テンプレートを活用した情報設計にも対応しています。
「ページを増やしているのにSEO成果につながらない」「ユーザーの検索ニーズに合わせたページ設計をしたい」など、データベース型サイトのSEOでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
LPクラフトについて詳しく知りたい方はこちら。

高橋 来実
バリ島で生まれ、湘南・茅ヶ崎の海風を受けて育つ。 学生時代のインターンからアイデアログの門を叩き、そのまま新卒入社。 現在は「LPクラフト」のコンサルタントとして、マーケティング視点でお客さまの事業成長を支援。2000年生まれらしいフレッシュな感性と、現場で磨いたコンサル力を武器に、読み手の心に届く記事を執筆している。
