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GSCで特定のキーワードを含むページの検索パフォーマンスを確認する方法|SEO流入を分析する手順

2026/9/9

この記事を書いた人

高橋 来実

SEO施策を行う際、「特定のキーワードで、サイト内のどのページが検索結果に表示されているのか」を確認したいことがあります。

Google Search Console(GSC)では、検索キーワードを条件に検索パフォーマンスを絞り込むことで、特定のキーワードを含む検索クエリのクリック数・表示回数・CTR・平均掲載順位などを確認できます。

さらに、キーワードを絞り込んだ状態で「ページ」を確認すれば、その検索テーマでどのページが成果を獲得しているのかも把握できます。

この記事では、GSCを使って特定のキーワードを含む検索パフォーマンスを確認する方法を、実際の操作手順に沿って解説します。後半では、データベース型サイトで検索テーマごとのSEOパフォーマンスを分析する際の活用方法についても紹介します。



GSCで「特定のキーワードを含むページ」を確認する理由

データベース型サイトでは、さまざまな条件を組み合わせて多くのページを作成できます。そのため、サイト全体の数値だけを見ていても、特定の検索テーマでどのページが成果を上げているのかまでは分かりにくい場合があります。

GSCで特定のキーワードを含む検索に絞り込むことで、その検索テーマに対してどのページが検索結果に表示され、どのページがクリックを獲得しているのかを確認できます。

ページごとの検索パフォーマンスを確認できる

例えば、「ペット可」というキーワードを含む検索について分析するとします。

GSCで「ペット可」を含む検索に絞り込んだうえでページを確認すると、以下のような情報をページごとに比較できます。

  • どのページが検索結果に表示されているか

  • どのページがクリックされているか

  • どのページの掲載順位が高いか

例えば、「ペット可×文京区」「ペット可×新宿区」などのページを比較することで、「ペット可」という検索テーマの中で、どのページが検索流入を獲得しているのかを把握できます。

複数のページをまとめて分析できる

データベース型サイトでは、「ペット可」という1つの検索テーマでも、ユーザーの検索方法によってさまざまな検索クエリが発生します。

例えば、

  • 「ペット可物件」

  • 「ペット可+駅名」

  • 「ペット可+エリア」

  • 「ペット可+賃料条件」

などです。

こうした「ペット可」を含む関連する検索クエリをまとめて確認することで、特定の検索テーマに対して、サイト内のどのページが検索結果で評価されているのかを把握できます。

特にページ数の多いデータベース型サイトでは、ページ単位だけでなく、検索テーマ単位でパフォーマンスを見ることがSEOの分析に役立ちます。


GSCで特定のキーワードを含む検索パフォーマンスを確認する方法

Google Search Consoleでは、検索パフォーマンスのフィルタを設定することで、特定のキーワードを含む検索クエリに絞ってデータを確認できます。

例えば、「ペット可」というキーワードを含む検索について調べたい場合は、検索パフォーマンスの検索クエリに「ペット可」という条件を設定します。

ここからは、実際の操作手順を紹介します。

検索パフォーマンスを開く

まず、Google Search Consoleにログインし、左側のメニューから「検索パフォーマンス」を開きます。

検索パフォーマンスでは、Google検索におけるサイトのクリック数や表示回数、CTR、平均掲載順位などを確認できます。

「検索キーワード」のフィルタを設定する

検索パフォーマンスの画面を開いたら、検索クエリのフィルタを設定します。

「検索キーワード」の条件から、「次を含む」を選択し、確認したいキーワードを入力します。

例えば「ペット可」というキーワードを含む検索について確認したい場合は、

検索キーワード → 次を含む →「ペット可」

と設定します。

この設定を行うことで、「ペット可物件」「ペット可 文京区」「ペット可 駅近」など、「ペット可」を含む検索クエリのデータに絞って確認できます。

クリック数・表示回数・CTR・掲載順位を確認する

キーワードのフィルタを設定すると、対象となる検索クエリの検索パフォーマンスを確認できます。

主に確認する指標は以下の4つです。

  • クリック数:検索結果からサイトがクリックされた回数

  • 表示回数:検索結果にサイトが表示された回数

  • CTR:表示されたうち、クリックされた割合

  • 平均掲載順位:検索結果における平均的な掲載順位

例えば「ペット可」を含む検索で表示回数が多いにもかかわらずクリック数が少ない場合は、検索結果でのCTRなどを確認し、改善の余地がないか検討できます。

このように、特定のキーワードを含む検索に絞り込むことで、特定の検索テーマに対するサイトのパフォーマンスを確認できます。


GSCで「どのページ」が表示されているか確認する

前章では、「ペット可」などの特定のキーワードを含む検索クエリに絞り込んで、検索パフォーマンスを確認する方法を紹介しました。

しかし、検索クエリのデータだけでは、その検索テーマに対してサイト内のどのページが成果を獲得しているのかまでは分かりません。

そこで、キーワードを絞り込んだ状態で「ページ」のデータを確認します。

「ページ」のタブから対象ページを確認する

「検索キーワード」のフィルタを設定した状態で、検索パフォーマンス画面の「ページ」を確認します。

すると、設定したキーワードを含む検索クエリに対して、どのページが検索結果に表示され、クリックを獲得しているのかを確認できます。

例えば、「ペット可」を含む検索に絞り込んだ場合、

  • ペット可×文京区

  • ペット可×新宿区

  • ペット可×渋谷区

など、関連するページごとの検索パフォーマンスを確認できます。

ページごとのクリック数・表示回数を比較する

「ページ」では、各ページのクリック数や表示回数、CTR、平均掲載順位を比較できます。

例えば、以下のようなデータが確認できたとします。

ページ

クリック数

表示回数

CTR

平均掲載順位

ペット可×文京区

120

2,000

6.0%

5.2位

ペット可×新宿区

80

1,500

5.3%

7.1位

ペット可×渋谷区

20

900

2.2%

12.4位

このように比較することで、同じ「ペット可」という検索テーマでも、どのページが検索流入を獲得しているのかを把握できます。

また、表示回数や掲載順位などを比較することで、成果が出ているページだけでなく、改善の優先度が高いページを見つけるきっかけにもなります。

次章では、こうして確認したデータをもとに、どのようなページがSEO改善の対象になるのかを見ていきます。


GSCのデータからSEO改善の対象ページを見つける

前章では、特定のキーワードを含む検索に絞り込み、「ページ」から検索パフォーマンスを確認する方法を紹介しました。

ここでは、取得したデータをもとに、どのページをSEO改善の対象として考えればよいのかを見ていきます。

表示回数が多いのにクリックが少ないページ

まず確認したいのが、表示回数は多いものの、クリック数が少ないページです。

検索結果には多く表示されているにもかかわらず、クリックにつながっていない場合は、CTRや検索結果上での見え方を確認してみましょう。

例えば「ペット可」を含む検索で、

表示回数:5,000回
クリック数:50回
CTR:1.0%

となっているページがあれば、検索結果でのクリックを増やせる余地がないか検討することができます。

タイトルやディスクリプション、検索ユーザーが求めている情報がページ内で分かりやすく提示されているかなどを確認し、改善の候補として検討します。

掲載順位が低く、表示回数も少ないページ

一方で、平均掲載順位が低く、表示回数も少ないページも確認しておきたいポイントです。

例えば、同じ「ペット可」という検索テーマでも、あるページは上位に表示されている一方で、別のページは検索結果にほとんど表示されていないケースがあります。

このような場合は、ページの内容や検索意図との一致、内部リンクなど、検索結果で評価されるために必要な要素が十分かを確認するきっかけになります。

このように、GSCで特定のキーワードを含む検索に絞り込むことで、検索テーマごとに成果が出ているページと、改善を検討したいページを比較できるようになります。


まとめ

GSCでは、検索キーワードを条件に検索パフォーマンスを絞り込むことで、特定のキーワードを含む検索クエリのクリック数・表示回数・CTR・平均掲載順位などを確認できます。

さらに、キーワードを絞り込んだ状態で「ページ」を確認することで、その検索テーマでどのページが検索結果に表示され、クリックを獲得しているのかを把握できます。

特にデータベース型サイトでは、多くのページが存在するため、サイト全体の数値だけでなく、特定のキーワードや検索テーマに対して、どのページが成果を出しているのかを見ることが重要です。

GSCを活用して検索テーマごとのパフォーマンスを確認することで、成果が出ているページだけでなく、改善の余地があるページも見つけやすくなります。

まずは自社サイトで気になるキーワードを1つ選び、GSCで検索パフォーマンスを絞り込んで、「どのページがその検索テーマから流入を獲得しているのか」を確認してみましょう。


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高橋 来実

バリ島で生まれ、湘南・茅ヶ崎の海風を受けて育つ。 学生時代のインターンからアイデアログの門を叩き、そのまま新卒入社。 現在は「LPクラフト」のコンサルタントとして、マーケティング視点でお客さまの事業成長を支援。2000年生まれらしいフレッシュな感性と、現場で磨いたコンサル力を武器に、読み手の心に届く記事を執筆している。